診療案内

歯ぎしり

近頃歯ぎしりによると考えられる歯の痛みを訴える人が多くなってきております。

歯ぎしりとは、歯のこすり合わせや、かみしめる習癖で起こり、音の出るものだけでなく、音の出ないものもあります。

良くない出来事としては、歯の擦り切れ、破折、歯周病、歯にかぶせた、冠や詰め物が取れたり、虫歯のように、しみてしまったり、咬むことができないほどの症状が出ることもあります。

虫歯でもないのに、しみたり、痛くなったりする場合は、多くの場合この歯ぎしりが原因の場合が多いのです。

むやみに歯の神経を取ったりすることは、なるべく避けるようにし、第一選択として、歯のかみ合わせを調整することが大切です。

歯ぎしりは、睡眠の深さや、自律神経の変化にも深くかかわっており、原因として精神的ストレスなどが考えられます。歯ぎしりを完全になくす治療法はありませんが、多くの場合、ナイトガードと呼ばれる、マウスピースのようなものを使用し、音や、歯のすり減りを防ぎ、あごの負担を軽減するようにし、痛みが出ないようにします。

いずれにせよ、精神的ストレスを減らし、質の高い睡眠をとることや、昼間の意識があるうちは、意識的に、上下の歯を当てないようにする、セルフコントロールは必要になります。

当医院では、これらの治療に、プラスして、レーザーを使用することにより、より改善がみられるようになりました。お困りの方は一度ご相談に来院してください。

歯周外科

歯の病気で代表的なものに、むし歯と、歯周病があります。

歯周病は、[歯を支える周りの組織(歯周組織)におこる病気です。

また、歯を失う最も大きな原因となっております。

なぜ起こるか

(歯周組織は、歯肉(歯ぐき)と歯槽骨(歯を支える骨組織)、歯根(歯の根)を覆うセメント質、歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなり、歯を正しい位置にしっかり付着、固定するための強固な構造を備えております)。しかし、歯磨きが不十分で、歯と歯肉の間にプラーク(細菌の集まり)がたまると、そこに炎症が引き起こされ、これが歯周病の始まりです。歯周外科ではその部分を、徹底的にお掃除をする治療です。

当院では、合わせてGBRという骨の再生や、エムドゲインという薬を使用した歯周組織の再生治療を行っております。

 

レーザー歯科

1900年よりレーザー歯科学会に所属し、現在は江戸川区では唯一の認定医として日々の診療に役立てています。

顎関節症::→朝起きて、口が開けにくい、開けると痛むというような症状を伴います。レーザーはこのような時、第一選択として用いられます。まず痛みを取り除くという治療です。顎関節症は、いろいろなことが原因で起きます。なるべく早く治療を開始した方が治癒の可能性が高まりますが、当然治癒しない時は、高度医療機関に紹介が必要となります。

小 児:::→虫歯予防に関しては、フッ素の塗布が一番有効とされています。この場合レーザーを使用することにより歯牙(歯)の、エナメル質という一番外側にある部分にフッ素を取り込まなくてはならないのですが、レーザーを使用することにより、数倍の取り込みが可能になり、かつ硬くなることが証明されております(より虫歯になりにくい状態になる)

高齢者:::→脳梗塞、心筋梗塞、肺栓塞症、心臓弁膜症などの既往歴のある患者様は、病気の再発を防ぐため、抗凝固剤が投与されている場合が多いが、凝固・止血効果が高い。また、ペースメーカー使用の患者様も、他の、器機よりは、安全に使用ができます。

歯周治療::→レーザー照射により殺菌・消毒効果が高く、組織の活性化も期待できます。